新建設時代(建設業の未来を切り開こう!)

建設業が淘汰の時代を迎えています.しかし,建設部門は,社会経済を下支えするためになくてはならないものです.このH.Pを通して新しい建設の時代を,共に築いていきましょう.
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フォトリーディング集中講座
 「フォトリーディング集中講座」に10月29,30日と行って来ました.
 フォトリーディング・ホール・マインド・システムというのは,簡単に言えば速読法ですが,くわえて自身が持っている能力を引き出せるという優れものです.つまり,健在意識と潜在意識を活用し,今まで無理だと考えていたことを実現できるようになること.(ちょっと言い過ぎました.)
詳しくは,フォトリーディング公式サイト
http://www.learningsolutions.jp/

それから,4日が経ちました.私は,なんと,すでに,三冊の本を読み終えました.いままでなら,三冊だと約1月ほどかかってました.
インストラクターの方が言うには,1冊30〜40分くらいで読み終えることができる.といっていましたが,私は,まだ1冊1時間以上かかってます.しかし,こんなに早く,読み終えれるというのは,私にとって奇跡に近い現象です.
しかし,潜在意識の中にあるので,顕在意識とうまく連携できるようになるまでは,訓練が必要なようです.
講義してくれたインストラクターの方は,「受講後,20日目ぐらいで,それができた.不思議な気分でした.」と語ってくれました.
私は,その言葉を信じ,この一ヶ月間がんばって,フォトリーディングで,読書に励もうと思ってます.

| - | 18:13 | comments(0) | trackbacks(1)
健康は,人生の土台です
 私は,今年で47になりますが,日ごろの不摂生がたたり,血圧は,高いし,尿酸値も高い.元はと言えば,暴飲暴食による肥満気味の体つまり,コレステロールが原因のようです.
今では,高血圧の薬,日ごろから食べ過ぎのため,逆流性食道炎の薬と持病の喘息の薬などを毎食後に飲んでいます.これらの薬を飲めは,症状は治まり,日ごろの生活には,困らず,外見からすれば健康そのものに見えるのだろうけど中身は,ガタガタです.
ここ数年は,年に2,3度風邪を引き,熱を出し,1,2日は,ダウンしてしまう始末.
これでは,いい仕事をしろといっても,すぐ疲れるし,疲れが少し溜まると熱を出す.つまり,体調によりやりたいことが,制限されてしまっている.時には,好きな酒の席も断らざるを得ないのです.
人生を楽しく,充実感のある過ごし方をしたいのに,この体では,無理,ムリ,無理だ!
と腹が立つ.これは,私が心と体を切り離して,生きてきた証だ.

とうとう,人生を半分以上終えた私は,大反省をしました.このまま薬に頼っていては,明日はない!だからこれからは,そんな生き方は,なおさらしてはいけないと一大決心し,健康についていろいろな本を捜し求めてみました.
そして,昨年の10月ごろから手始めに,1回30分以上,週に3日以上運動をすることにしました.もちろん,酒を飲みすぎたり,やる気がない日もありました.でもふらふらしながら続けました.

半年がたち,いつもは,インフルエンザが流行ると決まって,子供たちからもらっていた私が,なんと,今年は,妻とともに熱を出さずに済んだのです.私にとっては,ここ10年来の快挙です.インフルエンザの流行の終焉のころに,ひとり心の中で「あんたは偉い.」と自分を誉め,祝いの酒をおいしく飲みました.

それから益々図に乗った私は,健康オタクと化してしまったようです.さらに,本を捜し求め,とうとう自己啓発本である「成功の9ステップ」ジェームズ・スキナー著と出くわし,その中にある「無限健康法」を探し出してしまったのです.

詳しくは,この本を読んでいただければわかると思いますが,お節介焼きの私は,ここに,現在試している健康法を簡単に書かずにいられません.

朝食は,果物だけを食べる.4:00〜12:00の間は,果物と水以外は口にしない.最も重要です.
ミネラルウォータなどの水を,1日に4〜5L飲む.
昼食と夕食は,穀物(米,パン,豆類)とおかずは野菜のみを食べる.
食べ過ぎないこと.
どうしても我慢できずに,肉,魚を食べるときは,穀物を一緒に食べない.
1回30分以上,週に3回以上運動をする.そのとき,脈拍数の調整を行うこと.
脈拍数の計算: 220−年齢= その人の最高脈拍数=A
         A*0.5=B (この脈拍数でウォーミングアップ,クールダウンを10分程度行う), A*0.65〜A*0.85 の間で,運動を30分以上行う.この間の脈拍数が,脂肪を燃やすのに最適な脈拍数です.
酒をやめる.と言いたいところだが,晩酌をだけをやめた.週末だけは,友人と飲み歩いています.酒は,週一です.
タバコをすわない.(私は,喘息があるのでも生まれてから吸ったことがありません.)
乳製品や加工食品を食べない.肉もある種の加工食品です.
コーヒー,お茶などカフェインの入っている飲み物を飲まない.
だいたい以上のことをここ5週間続けています.
その結果,先週の人間ドックで,体重(BMI値),総コレステロール値,尿酸値,γ―GPT,血圧など成人病の指標となるものがすべて下がって,上限値を下回りました.
特に,体重は,はじめた5日間で,4キロ減,現在では,6キロ減です.血圧も,145−90ぐらいから125−78まで下がりました.
これまた快挙です.ここ10年以上,このようなすばらしい数値になったことはありませんでした.この日は,友人と祝杯を上げ,2時ごろまで飲み歩きました.おかげで翌日は,ちょっと二日酔いで,吐き気のする中,反省してました.

どうですか.誰か,勇気を持って試してみませんか.ジェームズ・スキナー氏によると,3週間で絶大な効果だと言っています.

もし,上記の 銑について,その理由を知りたい方は,コメントください.
| - | 22:39 | comments(1) | trackbacks(0)
旧盆を終えて
沖縄では,本土のように月遅れ盆ではなく,太陰暦の7月13日から7月15日の間を,旧盆といい,盆の行事を行います.今年は,8月17日から8月19日の3日間でした.
その行事を終えて,なんとなく思ったことを書いてみます.
沖縄は,先祖を大事にし,先祖崇拝の地域です.儒教の教えからか先祖を大切にします.
なぜ,先祖を崇拝するのか.ふと,疑問になったので私なりに考えてみました.
先祖と言うのは,子や孫に,生前いろいろな知恵や知識,そして生きていくすべを,無償の愛をもって伝えてきました.
その恩に報いようと子や孫は考えますが,恩返しをする頃になると,親は年老いて,十分な恩返しをしないまま死んでしまいます.
その恩や寂しさに対し,何かしたいと思った昔の人たちは,きっと,その祖先を祭ることにしたと思います.そうすることが,せめてもの恩返しだと思ったのでしょう.そして,ここまで生きていくすべを授けてくれた感謝の意をこめて,盆や清明祭のときに,墓参りや仏壇にお供え物をして,線香を焚き,手を合わせ「ありがとう」言ったのだと思います.
今でこそ,手を合わせたときに,願い事を言うようにいわれますが,本当は,生前に受けた恩を思い出し,感謝の気持ちをこめて手を合わせることが大切なのでは,と考えます.
願い事を言うようにいわれるようになったのは,幼い子供たちに,手を合わさせるための手段であり,本来は感謝の意味を大人が教え伝えていくべきだったのでしょう.しかし,子供たちは,そのことを親から伝えられないまま育ち,大人になり,祖先に対して,死んで,なおお願いをするような無礼な態度をとるようになってしまったのでしょう.
だからこれから私は,仏壇やお墓に手を合わせるときは,願い事ではなく,感謝の意味をこめて,手を合わせることにします.そして,私の子供たちにも,仏壇に手を合わせるときは,願い事ではなく「ありがとう」というのだよ.と教えようと思っています.
幸いにして,私と妻の両親は,健在なので,両親を生んでくれた祖父母やその祖先に感謝しようと思います.
その感謝の気持ちが,私に対し関わりを持ってくれる人たちにも,素直に出せるようになるように,これからは努めたいと思っています.
きっと,今頃思い立ったのでは,足りないと思います.その分は,後輩たちに対して,恩送りをしようと思います.
私にとっていつもと変わりのないお盆でしたが,こんなことを考えることができました
ほんの少しですが,心を洗うことができ,とても有意義だったと感じました.

| - | 22:25 | comments(1) | trackbacks(0)
日本人らしく
 先日のラジオで,バレーボール男子日本の代表監督がインタビューを受けていた.そのときの話で,「20年前は,野球と匹敵するぐらい人気,実力ともあったバレーボールがなぜ,今日のように衰退していると考えますか.」と厳しい質問をされていた.
その質問に対し監督は,「以前に,元日本柔道の監督である上村氏の話を聞いたときに,柔道もお家芸といわれながらオリンピックで活躍できない時代があった.それは,日本人らしく技,技術を磨くことを怠ったからだという.欧米人並みにやっていたのでは,体格差が大きく,到底追いつくものではない.日本人は,技術を磨くために長時間にわたる鍛錬が必要だった.それをこつこつと積み上げたおかげで,今回のアテネオリンピックで成果が出たという.我々,男子バレーにおいては,さらに欧米人とは体格差がついてしまっている.この上村さんの話を参考に,やっていこうと思っています.」というふうに答えていた.
Jリーグでも,中学や高校などのユースのクラブチームがあり,ピラミッド型の組織を形成し,あとから後から優秀な人材を育て,今では,アジアNo.1になった.人気でも野球を追い越そうとする勢いだ.
 また,体操男子にいたっても,東京やメキシコオリンピックのころは,日本のお家芸と言われていたが,その後,勝てなくなり低迷していた.そこを反省し,ジュニアの育成に励み,見事に復活を遂げた.
 欧米人は,肉食で体格もよく,体力的にはかなうものではない.しかし,日本人には,昔から備わった勤勉さ,そして労働に対する誇りがある.
 日本神話の神々でさえ職務を分担し働くことを大切にしているという.
「働かざるもの食うべからず.」ではないだろうが,日本人は,勤労は美徳である.と考える世界では類を見ない民族だそうだ.
 技術を尊び,コツコツと積み上げたものを大切にする.
 建設部門も,日本人の本質を大切にし,社会にどう貢献していくかが,課題ではなかろうか.
| - | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0)
教育の目的
 私は,最近「第8の習慣」スティーブン・R・コヴィー著を読んでいますが,その中に以下のような言葉がありました.
 「教育の目的は,能力と良心の両方において人を一人前にすることである.能力だけを育てて,その能力を生かすための指針を育てないのは,悪しき教育である.さらに,そんな場合に能力は,良心と切り離されてばらばらになってしまう.」−ジョン・スローン・でぃっキー −

 これはまさに,現代の日本が,能力に重きを置き教育を行ってきた結果であり,そのために,良心のない若者が増えてきているのだろう.
 たぶん,この若者たちは,良心というものと向き合う機会を親や社会から与えられないまま成長してきてしまったのだろう.
 これは,私たち大人の仕業なのです.
 
 わたしには,「じゃ日本の教育を立て直そう!」などと偉そうな事は,言えません.しかし,せめてわが子にだけは,良心を持ってもらおうと思っています.
 まだ,慣れないが,毎週日曜日には,30分だけ家族会議を開き,妻と共に,道徳的価値観について,子供たちに教えています.
 しかし,私自身は,子供のころ,親父が酔っ払って話していた道徳的な説教くらいしか受けておりません.
 でも,それがあったおかげで,何とか良心と向き合えたのかもしれません.
 まったく手探りのまま始めました.かえって,子供たちに教えるというより私がこの歳になって,道徳敵価値観を学んでいるようなものです.
 娘には,父さんの言っていることは訳がわからんといわれ,途中棄権されたりして,悪戦苦闘を続けています.今後は,さらに難しい問題も出てくることがあるでしょう.しかし,子供たちの未来のために,がんばってみようと思っています.
 
 最後に先ほどの本から,
 「今から百年後には,私がどんな車を運転していたか,どんな家に住んでいたか,銀行にどれだけ貯金があったか,私の服がどんなだったかは,まったく意味がなくなるだろう.それでも,私が子供の人生において重要な存在であったことで,世界が少しだけよくなるかもしれない.」
                           −作者不詳ー

 子育て大変ですが,子供から学ぶつもりでがんばろうと思う,今日この頃です.
| - | 23:38 | comments(0) | trackbacks(0)
産業社会から知識社会へ
われわれ人間は,狩猟採集の時代,農耕の時代,産業の時代と進み,いま情報・知識の時代へと展開しつつある.
それは,経済の発展を目指した人類のあくなき欲望の結果である.
いつ食料にありつける分からない狩猟の時代から,農業を営むことにより食料の生産性が数十倍になった.さらに,蒸気機関が発明され産業の時代へと進んできた.ここでも経済の発展は目覚しく農業の時代の数十倍の経済力を持つようになったといわれている.
そして,現代は,ITなどの情報産業が発達し知識を活用する.その発展もまたまた数百倍となる可能性を秘めている.
ここで,産業の時代では,20:80の割合で,20%のクリエータが,社会を支え,残りの80%がそれに付いていく時代だといわれている.それは,材料と人間の知恵の割合が,80:20といわれることでも理解できる.これは,経営トップによる労働者層の支配により成り立っている構造である.
しかし,情報・知識の時代では,ものづくりにおいては,人間の持つ可能性,潜在能力や知識,知恵をフルに活用しなければならず,悠長に20%のクリエータに頼って入られなくなってきている.つまり,労働者も知識を備え知恵を出し合っていく必要が出てきた.
それは,材料と知恵の割合が逆転し,30:70の時代になるということだ.
つまり,人間の持つ可能性,知識,知恵をフルに稼動しなければ,これからの時代についていけなくなってくるとは言えないだろうか.

トヨタは,改善―kaizen―という営みを続け,すでに労働者の知識,知恵,可能性,潜在能力を取り入れ活用しており,その成果として,利益を上げ続け,ついに今期決算は,過去最高額の1.2兆円の経常利益を得るにいたった.
つまり,トヨタは,トヨタ生産方式をもって,産業の時代から情報・知識の時代への転換をすでに行っており,その成果を見せ付けているということだろう.

私は,ISO9000sについては,門外漢であるためあまり詳しいことはいえないが,これを導入している建設会社のほとんどは,ISO9000sに対する投資こそあれ,費用対効果の面では,良好な結果を得ているとは言いがたい状況だ.

そこで提案です.
日本の建設業は,日本人の気質にあった品質管理方式である「トヨタ生産方式」を取り入れるべきではないかと考えます.確かに業種は違うが,大きな成果を挙げているトヨタに学ぶことは,建設産業復興の近道となるだろう.
| - | 22:52 | comments(2) | trackbacks(2)
親として,大人として
 最近,未成年者にまつわる凶悪犯罪が,多発している.そして,幼い子を持つ親も,自らの子を虐待している.「少子化に歯止めを!」などと言いつつ大人たちの取る態度は,まるでその逆.そんな社会に,子供たちは,望む結果を得るために生きていけるのだろうか.
マスコミは,興味本位で群がる聴衆に対し,そういった情報を洪水のように浴びせる.純真な子供たちは,善悪の見境がつかなくなるような環境の中に埋没している.
そして,行き場を失い,犯罪に走ってしまった子供たちを,善良だと思っている大人たちが,法律を変えて罰しようとしている.短絡的に,罰すれば,犯罪は減るということなのだろうか?

私たちの子供のころは,近所に親以外に怖い大人がいた.そして,世間が狭かったせいか,近所の大人たちは,ほとんどみんな顔見知りで,子供たちの名前も知っていた.そのため,下手なことはできなかった.大人の目が怖かった.
あのころは,大人たちのことを,今で言う「ウザイ!」と感じていたが,きっとそんな大人たちに守られていたのだろう.
しかし,今の親は,隣の家や親戚の子供の名前すら知らない.関心がない.子供たちは,頼る大人たちから守られていない.

こんな批判は,テレビに出てくる解説者諸氏に任せて,私は,いま,とにかく自らを振り返り,こんな時代にした責任の一端を取るための手段はないものか,と考えてみた.
あのころはよかったでは,済ませてはいけない.
未来をよりよいものに発展させるには,物の品質を高め,人の心を,利便の中に埋もれさせてはいけない.「物+心」の発展があってこそ,われわれの望むべき未来ではないのか.子供たちに託すべき未来ではないのか.
でも,近所の子供にまでその手を伸ばすほど余裕がないが,せめてわが子だけでも,守り育て,社会に送り出したい.

そんなことを考え続けていたある日,こんな本に出会った.
「子供たちへの最高の贈り物【価値観】」という本である.この本は,道徳的価値観を,家族で学んでいくための手法を紹介してくれている.私と妻も,道徳的価値観について,子供たち以上に学ぶつもりで,取り組み始めた.この本は,12の道徳的価値観について書かれており,毎月1つの価値観について,家族で学んでいく志向になっている.
先月,「正直」についてスタートしてみた.私も妻もこういった試みは,初めてで,うまくリードしていくとはできなかったが,子供たちとより親近感が持てたし,子供たちに今まで以上の慈しみを感じるようになった.これからも,試行錯誤しながら続けて生きたいと考えている.
そして,自信がつけば,近所や子供たちの友達にも,影響の輪を広げようともくろんでいる.

偉そうなことを述べてきましたが,この歳になって,やっと道徳的価値観の大切さについて,目を向けられるようになったことは,少し遅かったのかもしれません.でも,理解できたときに,そう思ったときに,行動に移せればと思っています.
まずは,自らの道徳観,倫理観を,向上させ,そして,子供たちに伝えていくことを,親として,大人として果たす役割だと考えています.

人間社会を形成しているのは,人,人間です.その人を,人の間で心を育てることができずに,なにが発展だといえるのでしょうか.

技術者も,技術の前に,道徳的価値観,倫理観を身につけることが不可欠だと考えます.
| - | 23:10 | comments(0) | trackbacks(0)
品質管理と性能規定化
コンクリート工学2004/11の巻頭言を読んで,今後の技術者のあるべき方向としては,やはり技術力向上であることを再認識した.
これには,性能規定化に変わりつつある中での効果,そこから発生する問題点,技術者が対応していくべきことが記されている.
以下にその概略を述べコメントを付け加えてみる.
⑴ 性能規定化の効果
性能規定化により仕様基準を満たす必要がなくなり設計・施工の自由度が高まる.
性能基準が明確になるため,技術開発の促進や合理的で低コストの技術の円滑な導入が期待される.
このことは,縮小しつつある建設業界において,技術開発が大きな生き残り策となることを示唆していると考えられる.技術者の技術の見せ所,あるいは,技術.開発に重きをおき将来のよりどころとすることをビジョンとしている企業にとっては,有利に働くであろう.
⑵ 新技術の円滑な導入という点で解決すべき点
採用する側の技術評価能力の問題
性能保証責任の問題
新技術導入システムの整備
インハウスエンジニア(発注者側の技術者)は,近年その技術力の低下が言われている.さらに,近年は,アカウンタビリティ(発注者責任説明)や公共工事適正化法などの施行により,行政的な業務が大幅に増えている.これに,採用する新技術の評価能力までつけろというのは,酷である.そこで,アウトソーシングが考えられる.つまり,外注である.
その外注先は当然,建設コンサルタントやゼネコン,専門業者となるだろう.そのための技術力UPが民間技術者には望まれる.

⑶ 従来の仕様規定の問題点
特殊な技術には適用しにくい.
普遍的な汎用技術に適用されてきた.
一定の決められた仕様を守ってさえいれば,品質管理,施工管理のレベルが若干低くても致命的な欠陥は,発生しにくいという安易な考えに支配されている.
ここでも,審査し評価するインハウスエンジニアの資質が問われる.常に,保守的である彼らは,仕様書や基準書といったマニュアルの範疇を超えたがらない.そのため,どうしても,普遍的な汎用技術を適用しようとする.仮に,新技術を採用した場合にしても,精算時に,積算基準にないことを理由に,適正な価格を定めることができない.
請負者サイドから考えると,仕様書や基準書の適用を契約により強要されているため,使用を守ることが技術者の使命だと勘違いしている者が,なんと多いことか.
自由な発想を持って,技術を向上させていこうというシステムが,地方中小企業にはほとんど感じられない.
これらのことを,今後移行していかざるを得ないと考えられる性能規定化にとって大問題を引き起こすリスクとなりえる.
| - | 16:59 | comments(2) | trackbacks(1)
土木技術は,技術の総合商社
私は,若いころ土木技術は,他の機械や電気,情報といった技術と違い,簡単な技術だと思っていました.それは,機械や電気あるいは,コンピュータを利用しなければ,土木工事は,ほとんどといっていいほど困難なものになってしまいます.
穴を掘るにも,人が一日にほれるのは土砂で2㎥ほどです.電気を使わなければ,動かない建設機械もあります.
だから,土木技術とは,他の技術に支えられているに過ぎないものだと考えていました.だって,建設機械を見てもエンジンやその動力を伝えるありとあらゆる部品がそのこまごまとしたポジションを占めて,働いています. 
土木ときたら,穴を掘るのにバックホウがあれば,何とかなるわけです.
しかし,最近考え方が変わってきました.それは,「土木技術は,あらゆる技術の総合商社なのでは?」と.
建設機械,電気設備,情報といった技術を駆使し,工程,品質,安全性などを考慮して,大規模で単品の目的物を作る.そのために,複雑で総合的な知恵を発揮しなければならない.だから,土木技術者は,ある意味において,他の技術分野の総括的存在である.そんな風に,誇れる技術なのだと考えるようになりました.
与えられた条件で,最大限の技術を発揮して目的物を作る.土木構造物は,最近では環境破壊の代表者みたいに言われますが,逆に言えば,環境保全の先駆者にもなりえるということだと思います.
これまで,国民が生活の水準を上げていくための下支えとして,社会資本を創る重責を担ってきた自負を持つべきです.そして,21世紀も支えていく産業になる使命があることを肝に銘じる必要があります.
がんばりましょう!
| - | 15:09 | comments(0) | trackbacks(0)
土木は経験工学?
土木は,経験工学だ!という言葉をよく耳にします.
 だからといって,本当に,自分が経験してきたことだけに頼った判断を下してもいいのだろうか.そこに落とし穴はないだろうか?
 
 私が,ここ10年間,沖縄の土木技術者に接してきて特に思うことです.
 土木技術というのは,先人が積み重ねてきた経験を,生かして,科学的な理論付けを行い.そして,実用的な技術に換えていくからこそ,技術という言葉がつくのです.
 例えば,基礎地盤を評価するときに,標準貫入試験結果であるN値を用います.このN値も,先人が,地盤を簡単に判断するために,膨大なデータ(経験)に基づいて,評価指標としたものです.

 経験が豊富だから,優秀な土木技術者だと,一概に言ってしまう人がいますが,違うと思います.また,経験をしてきたから,その経験にとらわれてしまって,最良の決断を下せないでいる技術者をよく見かけます.
 
 仕様書や基準書をたよりにすれば,確かにある一定の規格を満足することは,出来るのですが,それ以上のものを造ることは,難しいでしょう.
 
 仕様書や基準書の番人になってしまってはいけません.
 規格にないものを,どう判断するか.どう技術的に解決していくかは,真に経験豊かな土木技術者がなせる技です.
 それこそが,経験工学といわれる土木技術でははないでしょうか.
 
 現在のような複雑化した社会の中で,必ずしも経験に頼った基準書の番人と化した技術者が,問題をうまく解決できるとは,いえなくなってきていることもその一例だといえるでしょう.

 先人が積み重ねてきた技術を,現在のアイテム(ITや機械技術),開発された技術と融合させ,社会に貢献して行くことが,技術者の使命ではないかと考えます.
 そして,こういったことを経験して,後進に伝えていくことが出来る人が,経験工学を身に付けた土木技術者とはいえないでしょうか.

 私も,偉そうなことを書いていますが,仕様書や基準書を盾に,議論をしてくる人たちの頭の硬さに,まだまだ押されているのが現状です.

 もっともっと,土木技術は大きくそして,広いもの,深いものなだと思います.
 そしてその大きさを感じ,我々土木技術者が,社会のため,国民のために,土木技術を築いて行く必要があるのです.

 それでは,また
| - | 15:47 | comments(2) | trackbacks(1)
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